私のLike a Rolling Stone 作詞:ゆずポン&るが 作曲:Bob Dylan
昔ベトナムで酷い戦争があった
毎日爆撃が続き多くの人が死んだ
世界の若者が抗議して 戦争反対を叫んでいた
そんな時ラジオから流れていた ディランが唄うこの唄が
私をつかまえて心を強く揺さぶった
どんな気がする いったいどんな気がする
帰る家が無いってのは 転がる石のように
時は過ぎるだけなのか
あの頃のあなたは澄んだ眼差しをして
世界の平和やこの国の将来を熱く語った
貴方が唄っていたディランの唄や 話してくれたディランの言葉を
心の奥にしまい込んで 大切にして私は生きてきた
貴方の綺麗な指に触れるこのとも無いまま
貴方はどこに 貴方は今どこに
どこで何をしているの 転がる石のように
時は過ぎて行った
あれから30年偶然この町で貴方を見かけた
昔と同じジーパンにTシャツ姿だった
髪に白い物が増えたけど あいかわらずの長い髪で
転がる石のように生きてきたと 後ろ姿が言ってるようで
私はあなたに声がかけられなかった
どうしてたの あなたはどうしてたの
私は何をしてきた 転がる石のように
時は過ぎただけなのか
結婚して子供が生まれ忙しく毎日に追われた
その子供も結婚して私はおばさんになった
別に大きな不幸もなく あの人はいつだって優しいけど
あなたの後ろ姿を見た時に 忘れてきたものを思い出した
あの時はっきりとあなたに言えば良かった
貴方が好きだって 私を抱いてよと
私を連れてってよと 転がる石のように
時が過ぎて行った
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